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松田やすまさブログ
2022.05.16
城北中央公園調節池を流域都議会議員(小平市、西東京市、練馬区、板橋区、北区)で視察
ここは石神井川で5つめの調節池となり、完成をすれば75ミリ豪雨対策となります。
現在行われているのは練馬区側の9万㎥で、完成は令和7年度、その後、板橋区側の16万㎥の工事を行うことになります。
ちなみに75ミリ対策といっても、石神井川の整備で50ミリ、雨水桝などの整備で10ミリ、この調節地で15ミリの対策で、合計75ミリ対策となります。
現在の第一期工事は深さ約35m、幅約33×約80mのコンクリートの箱を2つ、9層に分けて地下に沈めていきます。現在は8層目まで完成して徐々に下に埋めているところです。
1日で最大20㎝沈むとのことです。工事は平成30年から始まっており、令和6年10月に完了、その後設備工事などを行い、完成は令和7年度になります。工事費は約230億円。
隣の大山高校の試験の時は音が出ないように工夫をしているとのことでした。
最初は地下に人が入って土砂を掘っていますが、15mを超えたところから遠隔操作になります。中も見せていただきたかったのですが、作業をされる方も入れないとのことで、メンテナンスの時は加圧、減圧にそれぞれ数時間かかるので、1日がかりになるとのことでした。
地下水が上がってくるのを防ぐために空気を送り込んで機械のみで作業をしています。また、水を含む土砂のため、石灰を混ぜて毎日トラック120台分を運び出しています。