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松田やすまさブログ
2021.09.30
現在東京都ではモデル校を10校指定をし、板橋区では桜川小学校が理科の教科担任を配置しております。本日中川教育長も視察をされました。
教科担任とは、中学校のように小学5,6年生の担任の先生以外の教科(通常の音楽、図工、家庭科、外国語講師、数学は習熟度別)に加えて、理科または体育を専門の教員を配置することによって、担任の先生は国語、社会、理科または体育に専念することにより、1学年3クラスの学校ではそれぞれ専門の教科を担当をして、より授業の習熟度を上げることと、担任の負担軽減につながります。
また、多くの先生が一つのクラスにかかわることによって、学級崩壊を防げるという効果もあります。この施策は進めていくべきと考えますが、まず35人学級の推進によって、教員の数が足りません。
さらに東京都では令和7年が児童数のピークになるため、現在でも児童数は増えており、現実的にはそこから数年後からであれば余剰教員を加配に回すことができるということになると思います。
もう一つは小規模校ではこのやり方は成り立たないため、5,6年生全体で教科担任をつけるなどの工夫が必要になってくると思います。
いずれにせよモデル校の取り組みを生かして、進めていくべきだと考えます。長期的にバックアップしていきたいと思います。