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matsuda yasumasa

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松田やすまさブログ

水泳部におけるプールでの飛び込みについて

2022.09.27

身近で起きた事故を受けて、多方面に対応について現状の取り組みと、対策について伺いました。

2005年7月6日に日本水泳連盟が「プールの水深とスタート台の高さに関するガイドライン」を定めております。

これによって、絶対的に安全な水深は3mとしながら、飛び込み台の設置については、水深1m~1.1mまでは25㎝以下、1.2mまでは30㎝以下、1.35mまでは35㎝以下となっています。

さらに2018年4月1日施行の同連盟の「プール公認規則」では「水深1.35m未満はスタート台を設置してはならない」となっております。

都教委に確認したところ、スポーツ庁の通知に従って、小中学校と高校1年生までの授業では飛び込みは行っていないが、部活については顧問の先生の判断となっているとのこと

生活文化スポーツ局私学部に確認したところ、私学は学校ごとの判断になっているとのことでした。

そこで、スポーツ庁に確認をしたところ、部活動については「飛び込みによるスタートが安全に行えるプール」という記載が通知にあるものの、具体的な規定がないため、来年5月の通知時には加えていただけるようにお願いをしました。

1.35mあるプールを持つ学校が少ないことと、大会のために飛び込みの練習をしなければならない各学校の水泳部との兼ね合いをどのようにしていくかが大切です。

プールの飛び込みは高度障害につながる危険性も高いので、水泳部の子供たちの安全を第一に考えながら、一方で大会に向けてどのように練習をしていくのかを今後検討していただきます。